女性の加齢臭はどんな臭い?
加齢臭はどんな臭い?と言われると、なんとなく思いつくのが
- おやじくさい臭い
- お年寄りがたくさんいる場所の臭い
- 古臭い臭い
という感じだと思いますが、臭いの感覚って人それぞれですから、どんな臭いといわれてもはっきりしませんよね。
ちなみに、加齢臭がどんな臭いかを表現するのにこんな言い方があるようです。
- 古いダンスの臭い
- 油くさい臭い
- ろうそくの臭い
- 古い本の臭い
女性は香水や化粧の臭いで男性ほどの臭いではなくても、やはり加齢臭は気になりますよね。
加齢臭がどんな臭いなのかは、どこから臭いが発生しているかでも少し違ってくるみたいです。
加齢臭はどこから臭う?
加齢臭は、皮脂腺に脂肪分が増えることが原因で発生するので、皮脂腺が多い部位に発生しやすくなるようです。
また汗腺から出る汗の影響もあるため、頭皮、脇、足、首の後ろといった汗をかきやすい部位も、加齢臭が発生しやすくなります。
頭(髪の毛と頭皮)
頭の加齢臭は、髪の毛が原因の臭いと、頭皮が原因の臭いに分けられます。
髪の毛は臭いを吸収しやすい性質があるため、空気中のほこりや臭いが、髪の毛に付きやすく臭いの発生原因になります。
頭皮からの臭いは、皮脂の分解物やフケなどが原因で発生します。頭皮が脂っぽくなってしまうと、その臭いが髪の毛にもつき、頭全体が臭ってしまうという悪循環になってしまうので、常に頭皮は清潔にしておくことが大切です。
脇
脇の臭いといえばワキガですが加齢臭も脇から発生します。ワキガは主に汗腺から出る分泌物が原因で起きますが、脇の脂質腺からの臭いと混ざることで、より臭いがきつくなってしまいます。
ワキガは、汗をこまめにふき取ったり、石鹸で良く洗うといった汗の対策と、脂肪腺からの分泌物を少なくするための脂肪分は控えるなどの脂肪の対策が必要です。ワキガは体質による場合も多く、臭いがひどい場合は、専門の治療を受けて治すことになります。
足
足の臭いは、足の裏にある汗腺からの汗が原因で主に起きます。汗が出るだけなら臭いはそうありませんが、靴下や靴を長時間履いていることで、その汗が蒸れ、雑菌が繁殖するために臭いが発生してしまいます。
夏場になると、温度も湿度も高くなるために、足が蒸れて臭いが発生しやすくなってしまいます。足が蒸れないようにすることが対策として大切になってきます。
首や耳の裏
首や耳の裏も汗をかきやすく、脂っぽく感じる部位で、汗腺と脂肪腺からの分泌物が原因で、臭いが発生しやすくなります。首や耳の裏は直接見えないため、どうしても洗い方が不十分になることが多く、臭いの発生の原因となってしまいます。
首や耳の裏の臭い対策は、石鹸でしっかりと洗うことですが、ゴシゴシと洗いすぎると逆に皮脂がなくなり、肌のトラブルにもなってしまうので気を付けましょう。
陰部(デリケートゾーン)
陰部は股の付け根にあり、体温も高く汗をかきやすい部位なので、皮脂が酸化しやすく、雑菌も繁殖しやすくなるために、加齢臭が発生しやすくなります。
陰部(デリケートゾーン)の加齢臭対策としては、入浴時にしっかり洗うことや、こまめにシャワーなどで常に清潔にするようにしましょう。
加齢臭が発生する部位はいろいろありますが、汗をかきやすく脂っぽくなりがちな部位は、特に加齢臭対策をするように心がけましょう。